大和郡山市 河野 知洋 さん 書道「高等部卒業前」
大好きな同級生や先生とサヨナラしなくてはいけなくなり、毎日、「卒業しませんって先生に言っといて」と言い続けて、2月半ばになると涙ぐむように。息子の話を聞きながら、息子の言葉を一つ一つと拾いノートに書いて見せました。そして、「習字で書くわ」と筆を持ち、書いて、読んでみて少し気持ちもスッキリしたようでした。
機関紙「奈良県手をつなぐ親たち」第139号を発行しました。令和3年度の活動の様子をわかりやすく掲載しています。どうぞご覧ください。
令和4年1月17日(月)10時~12時、奈良県社会福祉総合センター大会議室で、特定非営利活動法人 奈良県防災士会 副理事長兼相談役の植村信吉氏をお迎えして上記の研修会を開催しました。当日は阪神大震災発生27年目の日でもあり、気を引き締めて参加しました。
研修会は2回(1回目は水害(台風)、2回目は地震災害)の企画です、今回は1回目として、『水害(台風)を想定した「マイタイムライン」の作成と解説・振り返り』でした。防災タイムラインという言葉を初めて知りました。「大型の台風が接近し紀伊半島を直撃する恐れがある」という設定で、自分は(家族は)どのような行動(備え・準備)をとるかを時系列で「台風直撃の2日前、1日前、半日前、数時間前」と具体的に考えていく、というなかなか難しいワークでした。このワークや振り返りを通して具体的にとるべき行動がとてもよくわかり、今までの自分自身の防災意識の低さを改めて感じました。
災害は、他人事ではなく自分の事。自分が無事でないと助けられない。
知的障がい者と暮らす者(支援する者)としての視点から見ての適切な行動は?
そのための日頃の準備(備え)はできていたのか?
日頃の備えとしては、まず、ハザードマップの確認・非常持ち出し袋の用意・安全な場所の確認です。災害時は被災地も被災者も大混乱の真っただ中です。近隣の自治会・自主防災会の人との交流を心がけ、知的障がい者のことを知っていただき、“いざ”という時に支援していただける体制づくりをしておくことが大切です。
令和3年12月7日(火)14:10~15:30、キャラバン隊が知的・発達障害の疑似体験ワークショップを行いました。
上牧町手をつなぐ育成会は、12月2日(木)に上牧町2000年会館で「おしゃべり塾」を開催しました。家族支援の取り組みとして毎年開催していますが、今年は10年目になります。今年は1部で講演~ある利用者の事例を通じて~(講師は社会福祉法人大和高田育成福祉会理事長宮本多喜子氏)をお聞きした後、2部で感想や疑問を共有しました。民生委員の方々も初めて参加下さり、良い交流の機会となりました。