知的障害者相談員研修会を開催しました

令和6年2月21日(水)10時~12時、奈良県社会福祉総合センター6階中会議室にて、知的障害者相談員研修会を開催しました。

演題:
グループホームについて
指定障害福祉サービスセンター双葉の取り組み
講師:
社会福祉法人桜井市手をつなぐ育成会虹の郷
指定障害福祉サービスセンター双葉 センター長 棚橋 栄夫 氏

重度化・高齢化する利用者に対して配慮のある建築様態や、一人暮らしに向けての体験の提供、利用者に落ち着いて過ごしていただくための様々な配慮についてお話しいただきました。

平成24年よりグループホームの運営を開始し、令和5年4月に新設のグループホームの運営を開始されました。特に今回は新しいホームでの取り組み、コンセプトなどをお話していただきました。エレベーターの設置、スロープ、150cm以上の開口部がある玄関、広いトイレなど車椅子でも生活できるよう配慮されていています。食事についても自宅で生活しているのと同じように台所で調理し提供しているそうです。利用者が何十年と住めるホーム、住みたいと思うホームを目指し、一般の住宅のような造りにしているとのことでした。このホームには、体験用の居室があり、独立したトイレ、洗面所、風呂を設けています。一人で住むことを想定し、体験できるようになっています。細部にわたり考え抜かれたグループホームを運営される双葉さんに今後も目が離せません。

知的障害者相談員研修会

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