「おしゃべり塾」を開催しました!
~啓発キャラバン隊 “なら ほんわか♡はーと”も登場~
上牧町手をつなぐ育成会は、11月29日(日)に上牧町2000年会館で「おしゃべり塾」を開催しました。家族支援の取り組みとして毎年開催していますが、今年は9年目になります。今年はコロナ禍の中で、開催できるか思案しましたが、多くの方のご協力を得て無事に開催できました!当日、共催の社会福祉協議会 事務局長 植村氏のご挨拶で「こういう時期だからこそ、人と人とのつながりを大切にしたい。有意義な一日になるように。」と嬉しいお言葉をいただきました。
1部は、奈良県手をつなぐ育成会 啓発キャラバン隊“なら ほんわか♡はーと”のメンバーによるワークショップ。“なら ほんわか♡はーと”として、はじめての開催でメンバーの皆さん少々緊張気味?でしたが、会場内には熱気があふれて、参加者は懸命にワークに取り組み、和気あいあいと楽しく有意義な時間を共有しました。参加者からは、「もっと知りたい!」「とても いい体験になった!」との声。ワークショップを通じて、本人の特性、困り感を改めて確認することができ、今後の本人への接し方や支援の仕方にいかされることと思います。
2部は、学齢期と卒業後の2グループに分かれての話し合い・相談。それぞれのライフステージでの課題を拾い上げることが出来ました。今回の大きな課題は「就学先の選択・相談について」と「グループホーム・親なき後」でした。例年参加していただいている西和養護学校の横澤先生や育成会のアドバイザーに加えて、今年は上牧町障害福祉課や社会福祉協議会「カフェ ぷらっと」の職員スタッフの方も参加していただいて、各方面から貴重なご意見を聴くことが出来ました。参加者は本音でのトークで、関心の高さを感じました。
「おしゃべり塾」の目的は地域の中での「家族支援」です。幅広い年代の会員の参加もあって、ピア・カウンセリングの役目も発揮できたように思います。毎年、楽しみに待っていただいている方もあり、来年度も10回目の開催に向けて頑張りたいと思います!