防災

近年は自然災害が多く発生しています。緊急時に障害をもつ方が避難をする場合、どんなところに困るのか、どんな配慮があればいいのか、こちらに掲載していきたいと思います。

2020年3月4日

「手をつなごう~熊本地震から得られた8つの知恵~」(第6回全国手をつなぐ育成会連合会熊本大会より)

令和元年11月23日、第6回全国手をつなぐ育成会連合会熊本大会の第5分科会。第1部のテーマは「防災と育成会(熊本からの発信)」でした。熊本地震を体験した育成会会員の山中さんが「避難所に行けない(本人が落ち着かない。親も気を使う)。」「車中泊避難では支援物資が届かない」「食事支給の列に並べない」など困った事例について報告されました。一方で「育成会の会員であったから仲間で支えあえた」「近隣の育成会からすぐに支援物資が届いてありがたかった」と、つながることの大切さについてもお話しくださいました。

この熊本地震の経験をもとに、「手をつなごう~熊本地震から得られた8つの知恵~」が、 関西大学社会安全学部 近藤誠司研究室、 熊本市 手をつなぐ育成会. より発行されました。ぜひご覧いただき、災害や緊急時に備えるための参考にしてください。

R2.3.4熊本地震から得られた8つの知恵.pdf

熊本地震から得られた8つの知恵

熊本地震から得られた8つの知恵

知的障害者相談員研修会(親なき後検証委員会共催)を開催しました

令和2年2月14日(金)10~12時、奈良県社会福祉総合センターで開催しました。講師に西和圏域マネージャー・大前美希子氏、中和圏域マネージャー・木村淳志氏をお招きし、地域生活支援拠点等の整備について~地域の進捗状況を見て これからを考える~というタイトルでお話しいただきました。相談支援の在り方(緊急時を生み出さない)や、地域資源の実情に応じて介護保険施設等との協力を模索したり、利用者・支援者双方に配慮した体験機会の提供(自宅にての一人暮らし体験や夜間のデイ施設活用など)の必要性などお話しいただきました。政府は「令和2年度末には地域生活支援拠点の整備を完了」とうたっていますが、形骸的な整備だけでなく、「障害のあるなしに関係なく人同士のつながりを大切にした地域づくり」を進めることが大切だと教えていただきました。

知的障害者相談員研修会

サンメイト料理教室

2月3日にサンメイト料理教室が、奈良市学園北2丁目の大阪ガスクッキングスクール奈良でありました。28人が参加し、トマト入りのシュウマイや、鶏肉の炒め物などを協力つくりました。トマト入りシュウマイは、酸味があり特に美味しかったです。

サンメイト料理教室

サンメイト料理教室

楽しめる音楽療法「ミュージックケア」を開催しました

令和2年1月26日(日)13:30から1時間、講師に日本音楽療法学会認定音楽療法士・日本ミュージックケア協会認定指導者の尾川久子先生をお招きしてミュージックケアを開催しました。参加者全員が椅子に座って輪になり、音楽に合わせて体を動かしたり楽器を鳴らしたり。室内雪合戦もありました。

受付や実施中の補助・片付けは高等養護学校の生徒さんにもご協力いただきました。「次はいつ?」「楽しかった!」といった感想が多くありました。どなたでも楽しめる音楽療法の力を再確認できました。

ミュージックケア

ミュージックケア

研修会『「知ってほしいな!」キャラバン隊のこと~誰もが生きやすい世の中へ~』が開催されました

令和2年1月30日(木)奈良県社会福祉総合センター6階中会議室で開催しました。第1部は奈良県内で既にキャラバン隊活動を行っている香芝市手をつなぐ育成会からの実践発表を聞きました。知的障がいがあるお子さんの不慮の事故を受け、「障がいのある子どもの存在・特性を知ってほしい」という願いから啓発活動を開始し、障がいのある子供の暮らし(養護学校や福祉就労など)についても説明をされているそうです。第2部では尼崎市手をつなぐ育成会の啓発キャラバン隊「まんまるはーと」さんにお越しいただき、実際の「知的障害 疑似体験」ワークショップを体験させていただきました。障がいのある方だけに限らず「こうすれば誰もがわかりやすい、生きやすい」と共感できる、地域の方々に共に生きる仲間として理解を深めてもらえる内容でした。奈良県手をつなぐ育成会でもキャラバン隊活動を進めていきたいと思います。

キャラバン隊研修1

キャラバン隊研修2

香芝マラソン

令和2年1月19日(日)に香芝市で「香芝マラソン」が開催されました。

天候に恵まれ、「本人の会」サンメイトメンバーも参加し、元気に完走できました。

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